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捻挫と応急処置|石川台ゼロスポ鍼灸整骨院整体院石川台
捻挫って何???
捻挫とは、「骨と骨の間に起こる急激な捻じれ、あるいは激しい外力による関節周辺の関節包や靱帯の損傷」と定義されていて、主に靱帯損傷が多く扱われています。足・足首・膝・肩・肘・手首・指のすべての関節で起こります!
※関節包…骨と骨をつなぐ関節を包む袋のような組織です。
捻挫の症状として、疼痛・腫脹・皮下出血・熱感などがみられ、ひどいときは歩けなくなることも、、、
損傷の程度による分類
第1度:靱帯繊維の微小損傷で、疼痛、腫脹(出血)も少なく、圧痛や機能障害も軽く、不安定性は見られない。
第2度:靱帯の部分断裂で、不安定性が軽度にみられ、機能障害も見られる。
第3度:靱帯の完全断裂で、関節の不安定性、機能障害、共に重度に見られる。また、靱帯の完全断裂が起こると脱臼にいたることもあります。
捻挫が起こる原因
- 疲労
- 転倒
- ぶつける、ぶつかる
- 無理に力を加えてひねってしまう
- ジャンプする動作の多いスポーツ などがあります!
今回は捻挫の中でも特に多い『足首』の捻挫の処置の仕方とリハビリついて解説します!
スポーツの現場で怪我人が出た際に、大切になってくるのは怪我が発症してから病院に行くまでの時間に行われる応急処置です。
損傷部位の障害を最小限にとどめるために行う方法を「POLICE」処置と言います。
この応急処置は、早期スポーツ復帰には欠かせないものになってきます。
応急処置をしなかったり、処置の方法を誤ることで復帰まで時間がかかってしまうことは少なくありません。
ただし、意識がない場合や頭、首の外傷や大量出血、脱臼・骨折が疑われる著名な変形等、重症な場合はすぐに救急車やドクターを呼び、むやみに動かしたりしないようにしましょう。
POLICE処置とは?
今まで応急処置の基本は「RICE処置」と言われてきました。
しかし、安静だけでは損傷した組織を保護できないことからProtection(保護)を加え、さらに近年では急性損傷を必要以上の固定、安静は悪影響を及ぼすことが分かってきており、Rest(安静)を、Optimal Loading(最適な負荷)に置き換えた「POLICE」処置という概念が広まりつつあります。
・Protection(保護):装具やシーネなどで損傷組織を保護し、再受傷、悪化を防ぐことが目的。
固定できるものであれば段ボールなど身近にあるもので代用します。
・Optimal Loading(適切な負荷):早期に適切な負荷をかけることで最適な組織修復を促すことが目的。
専門家の判断のもとで行いましょう。
・Ice(冷却):痛みの緩和、異常な筋肉の収縮を改善することが目的。
必要以上の冷却は避け、15分から20分冷やしいったん中断、再度痛みが出てきたら冷却を行うようにします。
・Compression(圧迫):怪我をした部分の内出血や腫脹を防ぐことが目的。
包帯やテーピングで圧迫します。
・Elevation(挙上):浮腫の軽減を図ることが目的。
心臓よりも高いところにあげることで腫れやむくみを抑えます。
当院では応急処置はもちろん、その後の治療、競技復帰に向けたリハビリ、その後のけが予防に向けたメンテナンスまで幅広く患者様のお悩みにお答えします!
次に、足関節捻挫を早く治すためのリハビリについて説明します!
① 固定
初期段階では、靭帯に過度なストレスがかからないようにするためや、早期の炎症による腫れを引かせるために関節を固定します!痛みを我慢して体重を思いきりかけてしまったり、走ったりすると靭帯にストレスがかかり、再度捻挫をしてしまう可能性があります!
②可動域訓練・ストレッチ
負傷した関節に体重がかけられるようになってきたら、関節の動かせる可動域を回復させるための可動域訓練やストレッチなどを行います!
③トレーニング
腫れ・痛みが無くなってきたら、バランストレーニングや筋力トレーニングを徐々に開始していきます!
捻挫をすると関節に「緩み」が生じてしまいます。
症状が軽くても的確に治療しなければ、再び捻挫をしやすい状態になってしまいます。
当院の治療では、捻挫をしてしまった所はもちろん、捻挫をしてしまう原因を探り根本改善をめざします。
捻挫をしてしまった、捻挫を繰り返してしまうなどの症状がありましたらぜひお気軽にご相談してください!
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