現代社会の特徴の一つとして高度情報化や少子高齢化が言われており、働く世代の心身にかかる負担はさらに増えています。

リモートワークなどの社会の変化によって『肩こり』を訴える人の数は増え、日本人の肩こり有訴者率は男性で1000人中約57人、女性で1000人中約114人（厚生労働省「国民生活基礎調査」）となっています。自覚症状がない人の中にも、肩の筋肉の疲労や過緊張を起こしている方はたくさんいることが想定されています。

今回はそんな肩こりのリスクと解消法について紹介していきます。

 

肩こりを放置すると….

①血管の圧迫

緊張した筋肉が血管を圧迫してしまうことにより、筋肉の疲労がなかなか取れず体が重だるくなってしまったり、脳への血流が阻害されて頭痛が起きたり、脳のパフォーマンスが落ちてしまったりします。

②神経の圧迫

緊張した筋肉が周囲の神経を圧迫して首や肩から腕にかけてのしびれや痛みが出ることがあります。

③脊椎の負担や筋損傷のリスク

緊張し硬くなった筋肉は動きが悪くなってしまいます。これによって脊椎に負担がかかってしまったり、動かない筋肉を無理に動かそうとして筋損傷を起こしたりすることがあります。脊椎への負担はヘルニアなどのリスクも大きくします。

 

なぜ肩こりになってしまうのか？

肩こりの原因として、

・不良姿勢での作業

・運動不足

・精神的ストレス

などがあります。

例えばデスクワークをする人は、肩の前面や首の後面の筋肉が緊張した状態で長時間座り続けることになるため肩こりになりやすい姿勢になってしまいます。

また、運動習慣に関して2019年の「国民健康・栄養調査」では、運動習慣のある人の割合が男性で33.4％、女性で25.1％という結果が出ました。

運動不足は今、世界的にも課題とされており男女比では男性よりも女性のほうが運動習慣が少ないと指摘されています。

 

おすすめの肩こり解消方法

①セルフケア

疲労が溜まった筋肉は硬くなって循環が悪くなります。使った筋肉はストレッチをしてリセットしてあげましょう。

一つ目のストレッチ（1枚目の写真）は肩の内巻きに対するストレッチです。腕を後ろに引き手のひらを壁につけます。壁と反対向きに徐々に体を開いていくと赤色で囲んだあたりが伸びてくると思います。痛気持ちいいところでキープし、20秒伸ばしましょう。

 

 

 

 

 

二つ目のストレッチ（2、3枚目）は首の横を伸ばすストレッチです。片方の手を背中に回し、反対側の手で鎖骨を掴みます。その状態から首を横に倒して伸ばします。痛気持ちいいところでキープし、20秒伸ばしましょう。

 

 

 

 

 

 

②整体

整体とは体の軸となる骨盤や脊椎のゆがみを整えて、体の不調を取り除く方法です。

ゼロスポの『ゼロ整体』は根本治療をコンセプトに、体のゆがみを整えることで患者様の体の不調を改善していきます。

その整体の一環として、

・筋肉の代謝向上や機能改善を図るマッサージ

・筋肉の柔軟性や姿勢の癖を改善するストレッチ

・骨盤のずれを矯正するトムソンテクニック

などを用います。

整体の効果は

・体のゆがみの改善、姿勢改善

・全身の血流促進

・自律神経を整える

・けが予防

・運動パフォーマンスアップ

等が期待できます。

 

③インナーマッスルを鍛える

整体で整えた綺麗な姿勢を維持することは簡単ではありません。すぐに元に戻ってしまいます。

維持していくためには姿勢維持に働くインナーマッスルを鍛えること、そしてセルフケアの継続が大事なポイントです。

インナーマッスルを効率的に鍛える方法としてゼロスポでは『楽トレ』を導入しています。

深部の筋肉にまで届く複合高周波という技術が用いられており、30分間で腹筋9000回分の筋刺激が入ります。当院では週1～3回を2～3か月続けることをインナー強化の目安としています。楽トレ卒業後は、体幹トレーニングなどのセルフケアでインナーの維持・強化ができている状態が理想です。

 

整体は肩こりに限らず体の様々な不調に対して有効なので、身体のお悩みはお気軽にご相談ください！

 

ゼロスポ鍼灸整骨院　石川台院

東京都　大田区東雪谷3-18-15　タケモトビル1F

アクセス　東急池上線　雪谷大塚駅から徒歩9分

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