文字通り、野球肘とは投球動作によって肘に強い負荷がかかり、繰り返すことで起こる靭帯・腱・軟骨などの損傷状態を言います。

また、スポーツで肩を傷めてしまう症状として、テニス、バレーボールなどでも起こります。

一般的な整形外科では、これらは肩・肘そのものに問題がある。と捉えます。

ですが、当ゼロスポ鍼灸・整骨院グループでは、まずそのような判断は致しません。

その理由は、この症状を訴える患者様の身体の多くは、ほとんどの場合姿勢のバランスが日頃から悪く、それが結果的に投球時に肩・肘に負担をかけてしまっていることが手に取るように判るからです。

本来の正しい投球フォームとは、腕・肩だけではなく、「身体全体」を使う行為です。

そこで、大事なのは下半身です。ここに柔軟性があると、身体が無理なく“しなり”、その力が肩・肘に負担なくスムーズに伝わるにで、過剰なストレスがかかりません。

ですが、柔軟性がなく、偏った筋肉の付き方（使い方）をしてしまうことで、肘・肩が炎症を起こしてしまうのが本当の原因なのです。

仮に症状が起こっても、充分安静にせずにスポーツを続けてしまう人は実は少なくありません。

中でも、真剣に取り組んでいる成長期のお子さんほど無理をしがちです。

ですが、人間の肘・肩はとても複雑な構造をしており、放っておくと自然治癒することはまずありません！

次第に変形性肘関節症、腱板損傷といった症状に進み、日常生活にも支障が出る後遺症を一生抱えていかなくてはならなくなります。

当院では、まずは患者様の症状、日頃の姿勢バランス、筋肉の付き方など詳しい問診、触診を通して確認した上で、ベストな治療方法をご提示させて頂きます。

野球肘や野球肩の場合には、肘・肩に負担をかけてしまう原因として、未発達で体幹が弱く、筋肉に柔軟性もないので、肩・肘周辺の骨や軟骨、靭帯、腱などに負荷が掛かっていることで発症してしまいます。

なので、筋肉・関節・骨格・骨盤から整えることで【根本治療】を行えるのです。

体幹が整うと、次第に筋肉の付き方が改善し、骨格をしっかりと支えてくれるので、肘・肩に余分な負荷化が掛からなくなっていきます。

肩・肘の痛みやしびれが起こったら、放置はせず1日でも早く、当院までご相談ください！